マスト~必要な書類~

登記簿謄本や定款が必要となる

法人口座を開設する時には、複数の書類が必要となります。金融機関によって必要とされている書類は異なりますが、一般的に必要となる書類を理解して開設に備えましょう。 多くの場合最も必要とされているのが登記簿謄本です。別名登記事項証明書といわれており、法人設立をした場合には必要となります。一部の手続きでは不要となったところもあるといわれていますが、銀行口座の開設時にはまだ必要です。そのため、開設を希望する場合は必ず用意してください。 また、会社のベースとなる規則である定款の提出を求められる場合もあるため、用意しておきましょう。なぜこれらが必要となるのか、その理由として企業の資本金の金額や、事業を登記上の住所で行っているかを確認するからです。確認できない企業には開設を許可しない場合もあるため、注意しましょう。

身分証明書や実印が必要となる

これ以外に必要とされるのは銀行で記入しなければならない法人口座設立申込書や、身分証明書です。法人口座開設申込書にこれらの書類を添付して提出することが必要ですが、そのとき、代表取締役の印鑑証明書や会社実印、更に会社の銀行印なども必要となるため用意しておいてください。印鑑は偽造されにくいように、なるべくプロによる手彫りで、偽造されにくい形状のものにしておくと安心です。代表取締役の印鑑証明書は3ヶ月以内に発行されているものが望ましいでしょう。あまり古いものの場合、既に他の物と変更している可能性もあるからです。更に銀行印と実印は別の図柄であることも安全のために必要といわれていますので、注意してください。