ネット銀行の特徴

すべてがネット経由で完結するわけではない

法人口座はネット銀行でも開設することができます。では、ネット銀行の特徴としてどのようなものが挙げられるでしょうか。まず、店舗を実店舗を持たないためにネットを通じて開設の申し込みを行うというものがあります。そのため、土日や祝祭日などであっても思い立ったときに申し込めるのは便利でしょう。
では、事業主の身分証明書や業務内容を確認するための書類、法人の印鑑証明書などはどのようにして送るのでしょうか。これは基本的に原本やコピーを封書に入れて送ることになります。法人口座をネットから申し込むと、銀行から申込用紙や返送用の封筒などが送られてくるのでそれに入れるのです。ネット銀行だからといってすべてがネットで完結するわけではありません。

ネット銀行の方が法人口座を開設しやすい?

ネット銀行は比較的法人口座が開設しやすいといわれていますが、その点はどうでしょうか。確かにイメージとして、ネット銀行は新しい銀行であり、顧客獲得のために法人口座の開設審査を甘くしていると思われがちですが、実際はそんなに単純ではありません。近年、不正に開設した銀行口座を利用してマネーロンダリングを行う輩もいるので、大手と比べれば口座数が少ないネット銀行であっても厳格な審査を行っているのです。そのため、起業したばかりの人が「ネット銀行だから問題なく開設できるだろう」と考えて申し込むのは早計といえます。
都市銀行や地方銀行の法人口座と比べると、ネット銀行は比較的維持費が安いのは間違いありません。したがって、キャッシュに余裕がないならまずネット銀行に法人口座を開設するのがいいでしょう。